ワーキングホリデー(オーストラリア編~セカンドビザ~)

オーストラリア

ワーキングホリデーは基本的に1年滞在できることが多いのですが、
オーストラリアの場合は、指定の職種で約3ヵ月働いて申請を行うと、2年目も滞在できるビザが取得できます!
最近では3年目も滞在できるサードビザもありますが、今回はセカンドビザについてご紹介します♪

指定の職種とは?

6種類のカテゴリーがあるので、その中で自分ができる仕事を探す必要があります。
それぞれ1ヵ月ずつ、合計で3ヵ月でもOKです!

  1. 農作業や動物の飼育
  2. 樹木の栽培と伐採
  3. 漁業または真珠養殖
  4. 採鉱
  5. 建築
  6. 有償かボランティアでの災害復旧作業

合計で3か月間フルタイムで働いた場合か、88日間働いた場合のみ申請できる資格がもらえます。
いづれの日数にも満たない場合は申請できないので、ビザの残りの日数をきちんと確認して余裕をもって申請しましょう!

日本人の多くが選ぶのが農作業

農作業は、経験がなくてもすぐに始められたり、1年を通していろんな地域で仕事があるので場所を移動しながら、オーストラリアの豊かな自然に触れながら働くことができるのでとても人気です。

ただ、農作業はどうしても天候に左右されます。
雨の日や天気の悪い日は日数のカウントをしない場合もあるので、かなり日数に余裕をもって働くことが大切になります。

また、せっかく88日間労働しても、その農場が移民局に正式に認められ申請をきちんと行っていない農場だった場合、セカンドビザの申請も認められず、全ての努力が水の泡になる場合があるので、農場の仕事を探すときはその農場が違法でないかなど確認が必要です。

実際に経験した仕事をご紹介します

Strawberry Farm @ 西オーストラリア

苺の画像

友人の紹介で働かせてもらいました。その為面接もなく、到着後は車で農場までお迎えに来てくれました。
なかなか過酷な環境でお金もたまらなかったので、他のファーム経験者にはなんでそこにいたの?と聞かれます。(笑)
ですが、そこで出会った友人とはまだ付き合いがあり、そこで出会った友人は国際結婚もしたので、とても素敵な思い出の場所です。

仕事内容

  1. 苺のピッキング
  2. 苺のパッキング
  3. 寮の清掃
  4. ベリーピッキング

仕事は基本的に1の苺のピッキングと、2のパッキングです。
午前中は畑で苺を収穫し、お昼からは収穫した苺のパッキング作業でした。

農場を管理している人に気に入られると、3の量の清掃や、4のベリーピッキングをすることができます!

時給

苺のピッキングとパッキングに関しては残念ながら歩合制でした。
ですが、時給の場所もあるので希望に合わせて探す必要があります。
時給ではないので、本気で苺を収穫しないといけません。
写真の黒い箱に山盛り入れて、その日のレートにもよりますがだいたい1箱約$3です。。。

寮の清掃とベリーピッキングに関しては、時給でした。$20!!!
とても楽でした。。。オーナーに気に入られた人だけが選ばれる仕事なので、真面目に働いていたらきっと誰か見てくれているので頑張ってください!

労働時間

苺の画像

週5日で、土日が休みです。
だいたい朝の8時から休憩をはさんで14時くらいに終わるのでそのあとは自由時間になります。
と言っても、車が無ければなにもできません。
週に1回近くのスーパーまで車で連れて行ってくれるのですが、それ以外の日はボール遊びをしたり近くに観光に行ったり自由に過ごします。
日本では感じられない時間の流れを感じることができます!

また、1日に3回ほど『スモコ』という時間がありました。
スモコとは、Smoke and coffeeの略で仕事の途中で休憩時間があります。

給料の支給方法

オーストラリアではほとんどの場所で給料が2週間に1回支払われます。
日本では給料日が月1回なので、なんだか得した気分になります!笑
銀行振込がほとんどですが、農場で働いているとほとんどお金を使う機会がないのでかなりお金を貯めることができます。

Potato Farm @ 西オーストラリア

じゃがいも畑の景色

仕事内容

  1. じゃがいもの収穫
  2. じゃがいもの選定

私の働いていたジャガイモ畑では、2種類の仕事がありました。
両方経験したのですが、とても面白かったです!

収穫は、ジャガイモ畑で収穫の車の機会に乗り、ぞくぞくとほられるジャガイモが流れるのですが、その中から、混ざっている岩をどけ続けるという仕事です。
マスクと水泳用ゴーグル、イヤホンで音楽を聴きながら仕事をしていましたが、穴という穴が土だけで真っ黒になります!!

選定は、収穫されたじゃがいもが機械に流れてくるので、ボスに言われたサイズのじゃがいもを選んでいく仕事です。
たまに流れてくる病気のじゃがいもをよけないといけないので、病気のじゃがいもを見分けることができるようになります!笑

時給

ジャガイモ畑は時給制で1時間$21でした。
最初の給料は約2週間で約77時間の勤務で、スーパーアニュエーションなどを引いても手取りで$1388.25ありました!(約2週間で!!)
ジャガイモ畑では20日間の勤務でしたが、合計で$3134も稼ぎました!苺畑と大違いです!!!
最初からここにいたらよかったと思いました。笑

労働時間

じゃがいも畑の景色

週5日で、土日が休みです。
だいたい朝の8時から休憩をはさんで17時くらいに終わるのでそのあとは自由時間になります。
苺ファームには寮があったのですが、ジャガイモ畑では寮が無いので、自分で部屋を探す必要があります。

給料の支給方法

苺ファームと同じく2週間に1回銀行に振り込まれます。

申請方法

セカンドビザに申請するようのフォームがあるので、畑のオーナーに必要箇所を書いてもらう必要があります。
せっかく働いてもこの書類にサインしてもらわないと申請できないので注意してください!!!

良かったこと

ファームで働いている人のほとんどはワーキングホリデーできている外国人です。
日本人を含め、アジア、ヨーロッパから沢山の人がいて、一緒に生活をし、ほとんどの時間一緒に過ごします。
その為、英語を話す機会もあり、友達がたくさんできます!
そこで出会った友人は今でも連絡を取っているので、一生のかけがえのない友人に出会うことができます。

ただ、労働環境があまりに悲惨な場合や、悪質なファームでビザ申請ができないなど問題も起こりやいので、探す際は気を付けて下さい!!!