ワーキングホリデー(オーストラリア編~RSA取得~)

restaurant風景

オーストラリアでは、アルコールを提供するレストランで、サーバー(ウェイトレス)として働くためには、RSA(Responsible Service of Alcohol)を取得しなければオーストラリアでは働くことができないのです!

また、この資格を取得するにはRSAのコースを受けて、テストに合格しなければいけません。
コースの所要時間はだいたい7時間ほどで、レストランやバーでお酒を安全に販売するための知識を英語で学びます。
RSAは、お酒を扱う場所で働くすべての人(現地の人も含む)が取得する必要があり、さらにRSAは州ごとに発行されるものなので、例えばシドニーがあるNSWで取得したRSAは、他の州では使用できません。もし他の州で働く場合は、各州のRSAを新たに取得する必要があります。

では、どうやって取得するのでしょうか?見ていきましょう!

RSAが必要な仕事とは?

・お酒を提供している飲食店のホールスタッフ
・飲食店の経営者
・バーテンダー
・キッチンスタッフ

お酒を提供しないキッチンスタッフだとしてもRSAは必要です!

どこで資格は習得できる?

講義型とオンライン

講義型

対面で授業を受け、当日にテストに合格すれば仮証明書がもらえます!
時間は約7時間なので、1日で取得可能!
メリットとデメリットもあるので見てみましょう。

メリット
  • 大切なポイントを講師が教えてくれる
  • 合格率が90%以上!
  • 他の人がする質問や自分も質問ができるので、理解が深まる
デメリット
  • オンラインに比べて費用が高い
  • すべて英語なので英語力が必要

オンライン

オンラインは1日にまとめなくても時間をかけて勉強ができます。
自分で計画を立ててできる人はオンラインでも良いかもですね。

メリット
  • ネット環境があればどこでもできる
  • 費用が対面に比べて安い
  • 他の人を気にせずマイペースに進めることができる
デメリット
  • 英語力がないと時間がかかる
  • 後回しにする性格の人は時間がかかる

私はオーストラリアでは対面、カナダではオンラインで受講しました。
今回はオーストラリアについての記事なので対面について詳しくご紹介します!

費用

対面の場合、いろんな場所で授業が開催されていますが相場は$110~$150程です。
これは受講とテストの料金が含まれているため、もし不合格になった場合は再度お金を払わないといけません!

試験当日

試験

当日は指定の会場に行きます。申込はWEBからも可能です。
筆記用具は忘れずに持っていきましょう!

先程対面のコースは合格率が90%以上とのことでしたが、実は試験中にテキストや自分のノートを見ていいコースがとても多いのです!なので逆に不合格になる方が難しい?
試験中に答えが間違っていたら講師が教えてくれるなんていうラッキーな人も。
ですが、アルコールの提供についてはとても大切なので、できれば自力で理解し合格できるよう、しっかり授業は聞きましょう!

合格と仮証明書

当日に試験結果がすぐわかる場合があります。
もし合格だった場合、仮証明書を受け取ることができます。
その証明書を必ず本物のカードにする手続きを行いましょう!

90日に以内に正式な証明カードを作る必要があります。
そのため合格がわかったら、すぐに必要書類の準備をしましょう!
その際に身分証明書が必要になります。

身分証明書はポイント制になっており、合計100ポイントになる証明書の持参が必要です。
・パスポート(70ポイント)
・運転免許証(40ポイント)※国際免許は使用できません
・オーストラリアのPhoto Card(40ポイント)
・オーストラリアの学生証(25ポイント)
・公共料金の支払い証明書(25ポイント)
・クレジットカード(25ポイント)
・健康保険証(25ポイント)

これらを持参し指定された場所に行き、正式な証明カードもらいましょう!
そして写真撮影もあるので、化粧なども入念に!(笑)

申請完了!カード到着!

実際のカードはこんな感じです!
RSAが必要な仕事の際は提示や番号を求められますので、念のために面接時には持参しておきましょう!

RSAの証明書